もう一度、初心にかえって、フランス語を文法からやり直すことにしました。
(1) なぜフランス語を文法からやり直すのか?
そもそも、仏検3級に合格してから1年間というもの、細々と例文暗記を続けた以外は、学習らしい学習をずっと怠ってきました。
そのため、2005年7月末に、心機一転して仏検2級に挑戦しようと「完全予想」に取り組み始めると、すぐに、自分のフランス語文法の知識が、すっかりあやふやになってしまっていることに、気づかされました。
今回の2級受験で書き取り・聞き取り試験に惨敗したのも、おおもとには、基本的な文法が定着していないことが、原因にあると考えています。
比較的、点の取れた長文読解にしても、つねづね、「自分はフランス語力でフランス語を読んでいない。英語力と推理力で読んでしまっている。自分の読解力は、ごまかしだ」と感じていました。
そこで、2級不合格をうけ、せっかく次の検定試験まで時間的にも余裕ができたいま、もう一度、初心にかえって、フランス語を文法からやり直そう、と心を入れかえたしだいです。
しばらくは、仏検対策に特化した学習から離れて、急がば回れの精神で、基本的なフランス語文法を定着させる学習に取り組みたいと考えています。
(2) 教材は何を使うか?
まえまえから、仏検が終わったら、「解説がくわしいフランス文法問題集
というのは、フランス語に限らず、何らかの知識を定着させるには、参考書をくり返し読むことより、問題を1題でも多く解くことの方が効果があるということを、いままでの経験から学んでいるからです。
実際に、仏検3級に挑戦する際にも、「新リュミエール」を読み終えてすぐに、「5級問題集」、「4級問題集」、「3級問題集」と、短期間で休むことなく立て続けに問題集を解き進めたのも、そういった意図からでした。
そこで、今回、文法の総復習をするにあたっても、問題を解く作業を中心にすえるつもりでいます。
しかし、いま、わたしがつまずいているのは、ごくごく初歩的な文法なので、このままの状態で新しい問題集に取り掛かっても、きっと消化不良を起こしてしまうでしょう。
そのため、まずはもう一度、「新リュミエール」を最初から読み返して、頭の中でごちゃごちゃになっている文法知識を、ひとつひとつ整理していくことにしました。
(3) 「新・リュミエール」 2回目
そこで、さっそく、仏検2級の受験後、結果が出るまでの2週間を利用して、「新リュミエール」を通読し、章末の練習問題をすべて解き直してみました。
やり方は1回目と同様、まずは、解説を隅から隅まで読み、頭の中が整理できたと思ったら、次に、練習問題をノートに解き、間違えたものについては、なぜ間違えたのかを徹底的に分析し、さらに、間違えた理由や参照ページを解説の横にメモをする、という作業をくり返しました。
この作業をすべて終えるのにかかった日数は、13日間でした。
しかし、その間、毎日学習していたわけではなく、実際に机に向かったのは、そのうちの8日間だけです。所要時間は、ぜんぶで約30時間でした。
これで、頭の中のもやもやは、だいぶすっきりとさせることができましたが、理解した内容を、本当に身体に染み込ませるためには、まだまだ練習量が不足していると感じています。
| 1回目 | 2回目 | |
| 学習期間 | 2004.2.6〜3.19 | 2005.12.7〜12.19 |
| 学習日数 | 42日間 | 13日間 |
| 学習時間 | 40時間 | 30時間 |
| 1日の学習 | 1時間弱 | 2時間15分 |
■ 「新・リュミエール」を中心にした文法学習
私も書き取りや聞き取りの問題には悩まされていますが,最近は下記のテキストに取り組み始めました。多少なりとも参考になれば幸いです。
「フランス語の書きとり・聞きとり練習―中級編」
Amazonの書評でも紹介されているとおり,仏検2級に必要な実力をつけるためには最適のテキストかと思います。昨年の夏,3級受検終了後に取り組み始めた際はあえなく挫折してしまいましたが,この半年間で少しは実力もついたのでしょうか。今ではそれなりに取り組んでいます。
テキスト前半の穴埋め問題(18課まであります)は仏検の出題形式とは異なりますが,これに取り組む前に指示に従って作業をすると,書き取りや聞き取りに必要な語彙や文法事項を確認できるような仕組みになっています。これらの作業をした後,3回目を聞きながら穴埋め部分を書き取るのですが,とても聞きながら書き取れるようなスピードではないので,ICレコーダー(私はソニーのICD-MX50という機種を使っています)で何回も同じ箇所を繰り返して聞いています。
一方,書き取り問題は全部で12題ありますが,先週の土曜日に最初の1問目に取り組んでみたところ,まだ間違いは多いものの,それなりに取り組めました。とりあえず毎週末1問ずつでもいいので,まずは前半の6題だけでも確実にこなしてみようと思います。
聞き取りの穴埋め,書き取りとも,いずれも1回取り組んだだけでは不充分なので,翌日,数日後,数週間後と,何回も繰り返しながら,一歩一歩練習を重ねていこうと思っています。
その他,これまで取り組んできた下記の教材も書き取りの練習に使っています。
「仏検 準1級・2級必須単語集」
音読やシャドウイングがすらすらできても,正確に書き取れるかどうかは別問題のようです。それでも,年末から年始にかけて2級用の20課について毎日1課ずつこなし,今月に入ってその復習をしていますが,間違える箇所はぐっと減りました。全部書き取ってもそれ程時間はかかりませんので,まだでしたら,ぜひ一度お試しください。
とは言え,何回も繰り返すとそれなりに時間がかかってしまいますので,今後はテキストの内容をコピーするかワープロに入力し,よく間違える箇所だけ塗りつぶして穴埋め形式にし,集中的に練習してみようかと思っています。
「完全予想 仏検2級 -書きとり問題・聞きとり問題編-(CD2枚付)」
書き取り問題についてはひたすら繰り返して練習しています。実際の過去問にはそれなりに太刀打ちできたのですが,予想問題の方がはるかにレベルが高いように思いました。
聞き取り問題についても,時間内に一通り解答した後,質問も含めて全文を書き取ってから答え合せをしています。解答を間違った原因や,正確に聞き取れなかった箇所が手にとるようにわかる上,思ったほど時間もかかりません。
これも今後は効率を考え,よく間違える箇所だけ穴埋め形式にして集中的に練習してみようと思っています。
このような作業を地道に繰り返していけば,自ずと必要な文法事項についても復習できてしまうのではないかと期待しているのですが,如何なものでしょうか?時間があったらぜひ一度試してみてください。
その他,これまでいい加減にしか取りくんでいなかった発音についても,「やさしいフランス語の発音」とICレコーダーを使って復習しています。モワティエさんが紹介されていた練習方法は大変参考になりました。改めてお礼申し上げます。
その他,もちろん「完全予想仏検2級―筆記問題編」にも取り組んでいますが,やはり語彙の問題については何回やっても同じ問題を間違え,苦労しています。次回の検定に間に合うかどうか,4月頃になったら実際の過去問に取り組み,採点してみた上で判断しようと思います。
それでは,また。
moitieさんが頑張っていらっしゃると、わたしまでやる気が出ます^^。
このコメントにはお返事は要りません。どうかその分の時間をフランス語の学習に振り向けてください。
こんなに長いコメントを頂いたのは、生まれて初めてで、びっくりしました。ずいぶんお時間がかかったことでしょう。ありがとうございました。
使っている参考書は同じでも、HAMA さんがとても緻密な学習をされているので、とても参考になりました。やはり、何を使うかではなく、どう使うかですよね。
「フランス語の書きとり・聞きとり練習―中級編」は、わたしも手に取ったことがあります。
とにかく、わたしは、書き取り・聞き取りにめっぽう弱いので、こんどまた見てみますね。
いろいろ情報をありがとうございました!
いつもいつも、やさしいお気遣い、本当にありがとうございます。心にしみます。やっぱり、うさぎさんは、わたしが思ったとおりの人でした。
ところで、毎日フランス語で日記を書かれているんですね。びっくりしました。パソコンもフランス語も、うさぎさんには、かなわないなあ、とつくづく思いました。
わたしは、ブログの更新もままならず、フランス語の学習も遅々として進みませんが、フランス語に対する思いは、いささかも薄れておりませんので、どうか、これからも、ご指導下さいね。
(そちらの方になかなか顔を出せなくて、ごめんなさい)
ひょっとすると、以前はお名前のらんに k とお書きになりましたか?
それなら、事情がよく分かりました。わざわざご丁寧にありがとうございました。
たしかに、しばらく間があくと、ご自分のコメントを探すのは、なかなか大変かも知れませんね。
わたしも反省して、「最近のコメント」の表示数を少し多めにすることにしました。
それにしても、うさぎさんとお知り合いなのですね。そっちの方が、もっとびっくりしました。
これからも、どうぞ遊びに来て下さいね!
moitieさん、お返事ありがとうございます^^。 dodoさんは、わたしのサイトにも遊びにきてくださったのです。当方の掲示板にも同じ質問をされたので、きっと書き込んだ場所が分からなくなってしまったのだろうなと思いました。わたしも自分のブログですら、どこに何を書き込んだのか、ときどき分からなくなってしまうものですから^^;。 dodoさん、書き込みはプロフィールにありますよ。 ttp://moitie2.seesaa.net/article/6382811.html moitieさん、 >そちらの方になかなか顔を出せなくて、ごめんなさい どうぞ、そういうことはお気になさらないでください。こうしてmoitieさんやみなさんとフランス語学習に関するお話ができれば、場所はどこでも良いと思っています。幸い、わたしのサイトにもたくさんの方が遊びに来てくださるので、寂しい思いはしなくて済んでいます^^。 ところでわたしはここ数日、センター試験のフランス語問題にハマっております。2級よりきもち易しめで、今のわたしにちょうど良い難易度です。 河合塾が今年の問題をはじめ、14回分の過去問を公開しています。 ttp://hiw.oo.kawai-juku.ac.jp/nyushi/
そういうことでしたか、これですべて納得がいきました。ありがとうございました。
センター試験の問題、仏検と違ってストレートな出題で、いい勉強になりますよね。
わたしも、大学入試のフランス語問題を集めた問題集をやろうかと検討したほどです。
河井塾の件は、まったく知りませんでした。貴重な情報をありがとうございます!わたしもさっそくチャンレンジしてみたいと思います。
ところで、以前、あるサイトさんにリンクを貼って、知らずにたいへんなご迷惑をおかけしてしまった前科があるので、ちょっと設定をいじらせてもらいました。(ご覧になる方は、お手数ですが、h を付け足して下さい)
1人でやっていてもなかなかですぐさぼってしまうのでウサギさんやモワティエさんのところで刺激を受けちょっとでもフランス語が上達できればなあと思っています。ウサギさんがきっちりと把握されていらっしゃるのに比べ私は性格的にいい加減+すぐ忘れる、なのでもうお恥ずかしい限りでございます。でも今朝は過去問題が早くやりたくて家事をさっさとやっています。一緒に頑張れる方がいらっしゃってありがたいです!
なるほど、お名前の意味がよく分かりました。
でも、keika さんと、うさぎさんのおかげで、お探しの過去問が見つかってよかったですね。
ところで、「過去問が早くやりたくて家事をさっさとやった」というお気持ち、とてもよく分かりますよ。わたしも、フランス語を学ぶようになってから、なんとか学習の時間を確保しようと、生活にメリハリが出来たように思います。
また様子をお知らせ下さいね!
さて、その時に使った教材で、勿論初等文法に属する薄い本ですが、各文法事項の例文として仏語の文学作品の文章を用いているものがありました。それぞれの文章がたいへん興味深かったことを覚えていますが、タイトルはまったく忘れてしまって、また今となっては、どこにいったかも分からず、後悔しています。
無責任な質問で恐縮ですが、もし、このようなテキストをご存じなら、教えていただけませんか。
先日の書き込みは勤務先での昼休みに書いておいたものをコピーしてお送りしただけなので,それほど時間はかかっていません。その分,冗長な文章になっており,申し訳ありませんでした。
「完全予想 仏検2級 筆記問題編」の語彙の問題も今週からようやく4巡目に入り,正答率も前回の5割程度から8割程度にまで上がって来ました。その一方で,3〜4級レベルの初級単語のスペルにも大分不安が残るので,時間があれば,1年前に学習していた「仏検 3級・4級必須単語集」(現在取り組んでいる「仏検 準1級・2級必須単語集」の姉妹編です)や「ラピッド暗記仏単語」等の音声を利用して書き取りの練習もしようかと思っています。
文法の復習については,「ケータイ<万能>フランス語文法」に準拠している「フランス頭の基本をつくる文法問題集」を昨年の11月頃復習してみました。moitieさんには使いづらかったようですが,書き取りの問題も随所に盛り込まれているので,現在の実力で再利用すれば,効率的な文法の復習に役立つのではないかと思います。私の場合は1年ほど前,この問題集に取り組んでから仏検3級に挑戦しようと思い立りました。
その他,私は昨年の7月頃,「フランス語の書きとり・聞きとり練習―中級編」に一度挫折した後,「CD活用 フランス語拡聴力」という本も利用しました。書き取りや聞き取りのポイントになりそうな文法の急所についても詳しい解説がありますので,弱点補強に役立つかも知れません。
何らかのお役に立てば幸いです。
それでは,また。
ドイツ留学中にフランス語を学ばれているなんて、本当に語学がお好きなんですね。
わたしなどは、独仏で名詞の性が違ったりしないのか、心配になっていまいます。
ところで、ご質問の件ですが、仏文解釈の本でしたら、古い本で、文学作品から多く引用しているものを見かけた記憶があります。
たしか、「やさしい仏文解釈」(島田 実)ではない方の、名前は失念しましたが、やはり仏文解釈と銘打った本が、文学作品など骨のある例文をたくさん挙げていたように思います。
しかし、文法書では、残念ながら、心当たりがありません。
わたしも興味があるので、こんど本屋でも気をつけてみますね。お力になれなくて、ごめんなさい。
いつも情報量の多いコメントをありがとうございます。
お仕事で日常的に英語をお使いのご様子で、きっと語学はもともとお得意なのですね。
それにしても、「完全予想」をはじめ、すでに大量の勉強をされていて、恐れ入りました。
世の中には、真面目にフランス語に取り組まれている方が、本当にたくさんいらっしゃるのだなあ、としみじみ思いました。
ところで、「フランス頭の基本をつくる文法問題集」、HAMA さんのおっしゃる通り、ある程度学習が進んだ方には、非常によい問題集だとわたしも思います。
名詞の性はフランス人も戸惑っているようです。外国人学生向けの独語クラスで、これは仏語では女性なのだとかどうとか彼らも言っていました。日常の言葉でも違うものがわりとあるようです。中性も独語にはありますし、いったい便利なのかどうか…。
また寄らせていただきます。
ご丁寧なお答え有り難うございました。
いま気がつきましたが、百合公さんは、ドイツでこのブログをご覧になっているのですよね。すごいなあ。
やはり、恐れていたとおり、名詞の性は、ドイツ語とフランス語で違いましたか。
もともとは神話が元になっていると何かで読んだ記憶がありますが、新しく登場する名詞は、どうやって決めるのでしょうね。興味が尽きません。
ところで、お探しの本、見つかるといいですね。
わたしも、どんな本なのかとても興味があるので、大きな書店に行ったら、注意して探してみます。