2010年09月01日

 3つめの習慣として
 Le mythe de Sysyphe を読み始める



 毎朝、フランス語の格言を1日1つずつ読むようになってから、きょうで128日目となりました。

 これは、以前にも書いたように、舛添要一の6カ国語勉強法舛添要一とフランス語の中にあった、舛添要一さんのフランス語学習法を取り入れたものです。



舛添要一の6カ国語勉強法


 格言を読み始めた当初は、しばらくフランス語から遠ざかっていた時期で、せっかく勉強したフランス語をこのまま腐らせるのはもったいない、と思い、何か、毎日少しずつ読める「リハビリ」に適したものはないか、と教材を探していました。

 そんな折、以前に読んだ舛添要一の6カ国語勉強法舛添要一とフランス語の中で、舛添要一さんが、毎晩、寝る前に、パスカルのパンセを必ず最低1節は読むようにしていた、という記述を思い出し、わたしも、それをやろうと、真似たというわけなのです。

 しかし、実際にジュンク堂でパンセを手にしたら、あまりに高尚過ぎて、ちょっとわたしの手に負えなかったので、

 @もっと短くて
 A独立した文章で構成されていて
 Bある程度、知的好奇心を刺激してくれる

 という3点から、わたしが選んだのが、Citations à grandir でした。


Citations à grandir


 Citations à grandir は、1ページに1つずつ、計365の、いろいろな時代の、いろいろな国の偉人たちの格言が、解説なしで、ぽんと載っているだけの、シンプルな格言集です。

 副題は、365 citations et proverbes choisis pour booster votre Développement Personnel となっています。

 わたしが購入した時は、フランスのアマゾンにしかありませんでしたが、現在は、アメリカのアマゾンでも、扱っているようです。

 残念ながら、Kindle バージョンは、まだのようです。

 具体的に、どんなものが書かれているかは、フランス語の格言を1日に1つずつ読むの方にいくつか抜粋を載せましたので、そちらをご覧ください。

 
2つのフランス語


 わたしがいま触れているフランス語は、2つです。

 1つは、毎朝、トイレに入ったときにカレンダーを見ながら、日付、曜日、時間をフランス語でいう、新リュミエール時代からの習慣。

 Bonjour から始まるこの習慣は、こちらで具体的に紹介しています。

 もう1つは、このCitations à grandir を、毎朝、1日1つずつ読むという習慣です。

 いずれの習慣も、わたしが、フランス語と、首の皮一枚でもいいからつながっていたい、という切なる思いで、日常生活に意識的に取り入れたものです。

 わたしは、このように日常生活の一部に組み込んでしまうと、フランス語に限らず、なんでも長続きすることを、経験的に知っているのです。

 なので、何か、継続して学びたいものがあるときは、いつも、この戦略を試みます。

 うまく習慣化すると、熱しやすく冷めやすいこのわたしでも、びっくりするくらい長期間、続くのです。

 フランス語名詞化辞典の暗記も、これで、1年以上続けることに成功しました。

 いずれにせよ、Citations à grandir を1日1つずつ読む習慣は、非常に、いい感じで続いています。

 まったく負担にならないし、声に出して読むと、フランス語はやはり音の響きが美しいですし、内容も、ウィットに富んでいて、心に響きます。

 いい習慣を身につけることができました。



3つめのフランス語として


 実は、いま、Citations à grandir に触発されて、もっとフランス語を読みたい、という気持ちが高まってきています。

 1日に、わずか1〜3行のフランス語では、物足りなくなってきているのです。

 先日も、何か手ごろなフランス語の本はないかと、本棚を物色したり、アマゾンで検索をしたりしているのですが、これという決め手がありません。

 選ぶ基準は、「本当に読みたいもので、なおかつ、読みやすいもの」です。



Le Mythe de Sisyphe



 いま、第一候補は、Le Mythe de Sisyphe です。

 20代のころ好きだったアルベール・カミュの L'étranger のフランス語がとても読みやすかったので、それよりもっと好きだった 同じカミュのLe Mythe de Sisyphe を、毎日、少しずつ、1パラグラフずつでも、読もうかな、と思っています。

 次の引用は、19歳か20歳のころのわたしに、強い衝撃を与えた Le Mythe de Sisyphe、すなわち、「シーシュポスの神話」の冒頭です。

Il n'y a qu'un problème philosophique vraiment sérieux : c'est le suicide.

Juger que la vie vaut ou ne vaut pas la peine d'êtrer vécue, c'est répondre à quesiton fondamentale de la philosophie.

Le reste, si le monde a trois dimennsions, si l'esprit a neuf ou douze catégories, vient ensuite.

Ce sont des jeux; il faut d'abord répondre.


 たしか成田へと向かう途中、何か読むものを、と立ち寄った小さな本屋で、この冒頭の1節に出会ったときの衝撃は、いまでも、はっきり覚えています。

 Ce sont de jeux という部分に、ちょうど受験勉強から解放され、大学に入学したばかりのわたしは、頭をがーんと殴られるかのような衝撃を覚えたのでした。

 以来、20代前半のわたしの精神的支柱は、このシーシュポスの神話でした。

 そういうわけで、Le Mythe de Sisyphe なら、「本当に読みたいもので」という条件は、文句なしでクリアなのです。

 ただし、「なおかつ、読みやすいもの」という条件を満たしているかどうかが、いちばんの問題です。



Le commencement est la moitié de tout.




 さて、この猛暑も、そろそろ終わりが近づいています。

 そうなれば、いよいよ、読書に適した秋がやってきます。

 秋の夜長に、Le Mythe de Sisyphe は、はたして、定着するのでしょうか。

 いずれにせよ、Citations à grandir の 106 にあったように、

 Le commencement est la moitié de tout.

ですから、何より、失敗を恐れずに、始めることが肝要だと、自分に言い聞かせています。



フランス語の格言を1日に1つずつ読む
Bonjour から始まる毎朝のフランス語習慣
フランス語名詞化辞典の暗記
フランス語で異邦人を読む

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