2006年05月28日

フランス語検定試験に対するアプローチ(2)



 フランス語検定試験に対するアプローチの第2回です。


(2) 2つのアプローチの長所と短所


 「実力確認型」のアプローチには、時間をかけて、じっくりと本物の実力を養成できるという長所があります。

 ふだんから、英字新聞やペーパーバックを読み、英語ニュースを聞いていれば、とくに対策を施さなくても、英検やTOEICにも対応できる実力を、ごく自然に備えることができます。

 本来は、常日頃から実力を養成して、とくに試験対策をしなくても済むように、こうした「実力確認型」のアプローチをとるのが、理想でしょう。

 しかし、このアプローチには、実力が試験結果に反映されるまでに時間がかかる、という大きな短所があります。

 ある限られた期間内で、どうしてもTOEICのスコアを上げたいというような場合、英字新聞を毎日読むより、TOEICの問題集をくり返し解いて出題傾向に習熟するほうが、はるかに効率的です。


  
4062565919「読んで身につけた」40歳からの英語独学法
笹野 洋子
講談社 2002-02




 それに対して、もう一方の「試験対策型」のアプローチには、ごく短期間で結果が出せるという長所があります。

 わたしが、正味、5ヶ月ほどの勉強で仏検3級に合格することができたのも、寄り道をせず、立て続けに、5級問題集、4級問題集、3級問題集と進み、仏検対策に専念したことが、大きく関係していると思います。

 反面、この「試験対策型」のアプローチには、試験結果に見合うだけの実力が伴わない危険性が生ずる、という短所があります。

 試験の出題傾向に習熟するあまり、実力以上の結果が出てしまうのです。

 わたしが、初めて仏検2級を受験した際に、「完全予想仏検2級」1冊だけで、実力不相応な、64点も取れてしまったのは、まさに、このケースです。

 同じ点数でも、どちらのアプローチで試験に臨んだかによって、実際の実力は、かなり違ってくるでしょう。

 わたしは78点で仏検3級に合格しました。

 しかし、同じ78点でも、「実力確認型」のアプローチで78点を取った人と、「試験対策型」のアプローチで78点を取ったわたしとでは、フランス語の実力は、はるかに前者の方が 上だと思います。


4838716613エリコ・パリ・スタイル
中村 江里子
マガジンハウス 2006-03-16






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