2006年05月30日

フランス語の独学を続けるための、小さな仕掛け(2)



 フランス語の独学を続けるための、小さな仕掛けの第2回です。


(4) 継続を阻害する大きな要因は、ノルマを忘れること


 これから1年間、1日100回のスクワットを毎日続けようと決めたばかりのころ、わたしがいちばん手を焼いたのは、決して、スクワットそれじたいの大変さではありませんでした。

 困ったのは、スクワットをするという、自分に課したノルマを、いつも忘れてしまいそうになることでした。

 仕事からくたくたになって帰り、ビールを飲んで張り詰めていた気持ちを解き放ち、伸びをしながら、ああ、きょうも1日終わったあ、とすっかり弛緩しきっているときに、ふと、あ、きょうまだスクワットやっていない!と気がついたときの、徒労感といったら、ありません。

 しかし、わたしは、どんなに疲れていても、気がついたら、その時点でやるようにしているので、これまでのところ、意志力の弱さは、スクワット継続の阻害要因になっていません。

 むしろ、日々の雑事に紛れて、ともすると、自分に課したノルマを、つい忘れてしまいそうになるのが、いちばんの悩みの種でした。


フランス語・イタリア語・スペイン語が同時に学べる本フランス語・イタリア語・スペイン語が同時に学べる本
伊藤 太吾
ナツメ社 2006-04




(5) フランス語とスクワットの違い


   それでも、忘れるのが、スクワットだから、まだこうして毎日続いているといえます。

 なぜなら、どんなに眠くても、どんなに疲れていても、たかだか2分間のスクワット100回くらい、なんとかなるからです。

 しかし、頭を使うフランス語の場合は、そうはいきません。

 寝る直前に、あ、まだ例文暗記をしていない!と思い出したところで、もう手遅れです。

 頭が働かない状態で、いくら暗記物などしたって意味がありませんから。

 ところで、他人ではなく、自らが自分に課したノルマの場合、その強制力を担保するのは、せっかくまだ1日も休まずにがんばっているから、ここで穴を開けてはもったいない、と記録にこだわる気持ちです。

 ですから、一度でも穴を開けると、ノルマが当初持っていた強制力は、急速に、その効力を失い始めます。

 そのため、やらなきゃ、とは思うものの、気づくのに遅れたせいで、例文暗記のノルマが実現できないケースが何度か続くと、ノルマが本来もっている強制力が、どんどん弱まっていくことになります。

 このようにして、わたしは、いつのまにか、1週間、2週間と、かなり長い期間にわたって、自分が例文暗記をしなくなっている事実に、ある日ふと、気づかされ、慌てる羽目に陥るのです。 

 つまり、ここでわたしが言いたいのは、フランス語の独学を継続するためには、ノルマの存在を常に思い出させてくれる、安定した仕組みを作ることが、大切なのではないか、ということです。

 いいかえれば、独学の継続を、決して、意志力や根性といった、精神論に結びつけて考えるべきではない、ということです。


Uni Verse Of SongUni Verse Of Song: French
Jean René
Rhino 2000-02-01

「メリーさんの羊」や「キラキラ星」など全30曲収録



関連記事


フランス語の独学を続けるための、小さな仕掛け(3)

彼女はときどきフランス語と遊ぶ new










フランス語検定体験記 フランス語の学習日記
  フランス語の独学スタート   フランス語の学習法
  仏検3級・4級体験記   フランス語の例文暗記
  仏検2級体験記   フランス語の単語暗記
  仏検準1級体験記   フランス語の多読日記
  仏検1級体験記   フランス語の聞き取り・書き取り
  フランス語のよもやま話   フランス語の参考書レビュー
  フランス語の学習記録   全記事一覧
  Elle joue avec les Français de temps en temps.   キンドル(Kindle)とフランス語
  プロフィール   フランス語の参考書フランス語の参考書・問題集



30からのフランス語
彼女はときどきフランス語と遊ぶ

Feel free to link this site.

ブログパーツ
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。