家に帰ると、土曜日にひき続き、2通目の、フランス語検定1次試験の結果通知書が届いていました。
(1) フランス語検定2級の結果
今度こそ、本命の仏検2級のハガキです。
そう思ったら、急に、ドキドキし始めました。
先日、すっかり2級だと思い込んでめくった準1級のハガキに、「不合格」の文字を見つけ、無用なショックを受けたばかりのせいか、今回は、怖くてすぐには開けませんでした。
なにしろ、自己採点の結果は65点とギリギリで、残っているのは、わたしが大の苦手とする、前回2点のディクテのみなのです。
落ちていたら、どうしよう。
とにかく、このハガキ、めくる箇所をまちがえやすいだけでなく、めくった瞬間、最初に目に入るのが、合格・不合格の文字なので、心臓に悪いったら、ないのです。
心の中で、どうか受かっていますように、と唱えてから、こわごわと、ほんのちょっとだけめくってみました。
すると、すぐに「合格」という文字が見えました。
よかったあーーー。
本当にホッとしました。おかげさまで、2級、1次試験には無事合格することができました。ありがとうございます。
ひとしきり喜んだあと、最後までめくってみると、得点72点、基準点68点、合格率34.6%となっていました。
たしか、前回は、得点64点、基準点66点、合格率33.4%で、不合格でした。
ということは、数字から判断すると、今回は、前回より、若干、問題がやさしかったということになるのでしょうか。
まえに受けたときよりも、問題がずいぶんやさしく感じられたので、きっと自分の力が伸びたんだ!、とすっかりいい気になっていた、自分のおめでたさ加減が、ちょっぴり恥ずかしいです。
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(2) 1次試験合格の喜び
2回目なのに思ったほど点数が伸びなかったとか、あいかわらず、ディクテは14点中7点しか取れなかったとか、不満がまったくないといえば嘘になります。
でも、合格できたことは、率直にうれしいし、本当にホッとしました。
合格通知を見た直後より、時間が少し経ってからの方が、じわりじわりと、喜びが大きくなってきたように思います。
とくに、不合格通知を受けてすぐに書いた、文面から悔しさがフツフツとにじみ出てくるような、去年の記事を、いまこうして読み返してみると、ああ、報われたなあ、という思いでいっぱいです。
まだ、1次試験に合格しただけなのに、なんとも大げさな話ですけれど、正直な気持ちです。
3級に合格したばかりのころ、勢いこんで、よし、次は2級だ、と思って、本屋で初めて過去問を見たとき、あまりの難しさに、がく然としたこと。
その後1年のブランクを経て、「完全予想仏検2級」を買ったはいいが、なかなか思うように進めることができず、悶々としたことなどが、なつかしく思い出されます。
このころから考えれば、今回の受験で、2級の問題はやさしかった、などと口にしているくらいですから、たいした成長ぶりです。
しかし、喜ぶのは、これくらいにしておきます。
72点と、1次試験であまり貯金ができなかったわたしにとって、6日後に迫った2次試験こそ、正念場です。
もちろん、ここまで来たからには、絶対に合格してやる、という強い気持ちで、臨みたいと思います。
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