2006年08月04日

 フランス語「聞き取り」強化のために



 苦手なフランス語の「聞き取り」を何とか克服するため、いま、いろいろ新しいことにチャンレンジしています。


(1) NHKラジオフランス語講座の悲しき初日


 届いたばかりのトークマスターで、初めてラジオフランス語講座を予約録音したのが、2級の二次試験が終わった2日後の7月18日のことでした。

 夜のうちにタイマーをセットし、通勤電車の中で、ちゃんと録音できているかな、とこわごわ再生ボタンを押してみると、軽快な音楽とともに、番組がスタートしました。

 初期設定のままだったせいか、音声がややくぐもった印象を受けましたが、ちゃんと録音できていたので、まずはひと安心です。

 「みなさん、こんにちは。ラジオフランス語講座、入門編です。講師の六鹿豊です。」

 わたしは、電車の中で、新品のトークマスターを手に持ち、ボリュームを調節しながら、うれしいな〜、と胸をワクワクさせていました。

 しかし、「フランス人講師は、クリスティーヌ・ロバン=佐藤さんです。」という紹介のあと、フランス人講師が発したフランス語を耳にしたとたん、わたしは、思わず声を上げそうになりました。

 ああ、これだよ〜、あのとき分からなかったの!!

 すでに、わたしは、一瞬にして、あの日の、アテネフランセ地下1階の小さな教室の中に、連れ戻されていました。

 そうなのです。

 たったいま、フランス人講師が発した、「ボンジュール、トゥルモンド、ヴザレビヤン?」こそ、わたしが、2級二次試験の当日、開口一番、 Pardon? と聞き返した、例の「Vous allez bien?」だったのです。

 ああ、あと数日、聞くのが早ければ、あんな目に遭わなくても済んだのに、という思いが、ちらりと頭をかすめました。

 しかし、時すでに遅し、わたしは、電車に揺られながら、あの日のふがいない自分の姿を、もう一度、ありありと思い出しながら、続く「今週のスキット」を聞く羽目になったのでした。


 
フランス語の教材コンヴェルサスィオン―中級フランス語会話へのステップ
Cidalia Martins





(2) NHKラジオフランス語講座のレベル


 最初の1週間は、番組の進行に慣れるのと、使い始めたばかりのトークマスターの操作に慣れるのとで、精一杯でしたが、ようやく、どちらも勝手が分かってきました。

 まず、番組のレベルは、入門編が、いまのわたしには、ぴったりです。むずかしすぎず、やさしすぎず、本当にちょうどいい感じです。

 一方、応用編は、まだ無理です。

 きっとテキストを開いて、本文を読むだけなら、応用編でも、十分、対応できるのだろうと思いますが、聞き取りの訓練という観点からすると、今のわたしには、時期尚早です。

 入門編の「今週のスキット」でさえ、1度だけでは、何を言っているのか、ほとんど分かりませんから。

 でも、放送の最後にある数字のテストだけは、「シッフルなんて怖くない!」やナンバープレート特訓で鍛えたおかげか、あっという間に勘がもどり、今日などは、1問まちがえただけで、あとは、すべて正解でした。 

 いまはとにかく、同じように、NHKラジオ講座を利用して、英語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語、イタリア語を学び、現在も、ドイツ語、ロシア語を学習している、という伊賀勝巳さんという方がお書きになった本を、参考にしながら、今後、どのようにフランス語講座を、活用していこうか、模索しているところです。


 
ラジオフランス語講座の利用ガイド語学講座をうまく使って外国語がペラペラ―NHK講座のもっとも上手な利用法!
伊賀 勝巳
日本実業出版社




(3) トライリンガルを始める


 NHKラジオフランス語講座と時を同じくして、トライリンガルも聞き始めています。

 トライリンガルというのは、簡単に言うと、フランス語→英語→日本語の順番で会話が流れるCD教材です。

 つまり、フランス語と英語が同時に学べる仕様になっているのです。

 フランス語には、あまりこの手の教材がないので、以前から気になってはいたのですが、正直なところ、「聞き流すだけ」という方法論がどうもしっくりこず、今まで、ずっと手を出さずにいたのです。

 でも、2級の筆記試験に手ごたえを感じ、よし、1年後には、フランス語検定準1級を受けようと決意したとき、まっさきに頭に浮かんだのが、苦手な「聞き取り」「書き取り」をどうにかしなくては、という思いでした。

 いままでずっと敬遠していたNHKラジオフランス語講座を聞くことにしたのも、その流れです。

 そして、この際だから、トライリンガルも、だめもとで、ちょっとやってみよう、ということになったのでした。

 まあ、英語のリスニングの勉強にもなるし、少なくとも、聞いて害になることはないだろう、学校に通うよりは安いだろうし、という、いささか消極的な姿勢ではありましたが・・・。

 いずれにせよ、トライリンガルは、勉強をせず、気軽に聞き流すことだけに専念する、という教材なので、それなら、ラジオフランス語講座を聞きながらでも、続けることができるだろうと踏んだのでした。

 実は、トライリンガルを始める直接のきっかけになったのは、2級の筆記が終わってから読んだ「英語は絶対、勉強するな!」という、かつてのベストセラー本でした。

 文法や構文暗記を重視する自分とは、まるきり対極にある方法論を初めて読み、たしかに、それはそうだなあ、と納得させられる部分があり、それに影響される形で、ちょっと新しい方法論も取り入れてみようという気になったのです。


 
476318170X英語は絶対、勉強するな!―学校行かない・お金かけない・だけどペラペラ
鄭 讃容
サンマーク出版




 いま、トライリンガルを聞き始めて、3週間くらい経ちますが、一応、試験的に、その方法論を取り入れているので、テキストは最初に届いたときにさらりと見て以来、1度も開いていませんし、辞書も1度も引いていません。

 文字通り、「聞き流し」に徹しています。

 正直、分からないところを、分からないまま聞き流すのは、わたしには、もどかしくてなりません。

 しかし、調べたくて、うずうずする気持ちを懸命に抑えて、ひたすら聞き流すようにしています。

 この3週間は、ほぼ毎日、聞き流しています。

 トークマスターに入れて持ち歩き、帰りの電車など、ラジオフランス語講座を聞いてしまって、ほかに何も聞くものがないときなどに、トライリンガルフランス語教材を再生することが多いです。

 一年間、聞き続けたら、もしかして、本当に、ある日突然、フランス語がしゃべれるようになったりして・・・。

 なんて、そんなこと絶対あるわけないじゃんと思いつつ、きょうも洗濯機を回しているあいだじゅう、ラジカセから流しっぱなしにしていました。

 でも、始めるにあたり自分に約束したのは、たとえ効果があまり感じられなかったとしても、4巻すべてに耳を通すまでは、どんなことがあってもやめないこと、さらに、少なくとも年内は、聞き続けること、の2点です。

 それまででしたら、自分のこんな危なげな決意表明、とても信用できた代物ではないのですが、なんと、4月から毎日やると決めた、例の1日100回のスクワット、驚くべくことに、まだ順調に続いているのです。

 何ごとも中途半端ということでつけた「モワティエ」というハンドルネームからも分かるように、わたしにとっては、これは、特筆すべきことです。

 自分に対する信頼をちょっぴり回復しつつあるのです。

 ふふふ。


   トライリンガル(英語とフランス語を同時に学習できる教材)


■ ナンバープレート特訓とは?

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