わたしが、フランス語検定3級・4級を同時受験する前に、動詞活用について学習した内容です。
わたしは、フランス語の動詞活用を、次の3段階に分けて、順番に攻めていくことにしました。
@「直接法現在」51語 → A「過去分詞」49語 → B「半過去、単純未来、条件法、接続法」10語
【第1段階】 51語の「直接法現在」を覚える。
(1) 「フランス語の動詞活用」第1段階の目標
「暗記本位」で扱われている51の見出し語について、直接法現在だけは、すべて完全に書けるようにする、というのを、第1段階の目標にしました。
![]() | 暗記本位 仏検対応5・4・3級フランス語動詞活用表 久松 健一 駿河台出版社 |
(2) 「フランス語の動詞活用」暗記ドリル
そこで、まず、わたしは、エクセルを使って、「暗記本位」に対応させた「暗記ドリル」を作成しました。
この「暗記ドリル」は、B5で3枚分の分量になりますが、順番を「暗記本位」に合わせているので、丸つけが楽に行えます。
もし、お使いになるときは、印刷する前に、用紙サイズを、B5に設定し直してから、お使いください。
(3) 「フランス語の動詞活用」暗記ドリルの使い方
始めのうちは、動詞ひとつ分の活用を書き終えるごとに、「暗記本位」の該当ページを開いて、つづりを確認し、まちがえた場合は、余白に赤で正しいつづりを書くようにしました。
だんだん慣れてくると、動詞5つごとに丸つけをするようになり、最終的には、1枚すべて終わってから、丸つけする、というくらいまで、スピードアップしました。
わたしは、書き終わった紙を捨てずに取っておいたのですが、回を重ねるごとに、目に見えて、赤い書き込みが少なくなっていくのが、うれしかったのを覚えています。
![]() | フラ語動詞、こんなにわかっていいかしら? 清岡 智比古 白水社 |
(4) 「フランス語の動詞活用」苦手分野の特定
この「暗記ドリル」の作業を5セットもくり返せば、だいたい自分の苦手箇所が分かってきます。
というのも、まちがえる場所というのは、毎回、ほぼ同じなのです。
しかも、まちがえる場所だけでなく、まちがえ方までまったく一緒なので、わたしは、丸つけをしながら、自分の物覚えのあまりの悪さに、苦笑したものです。
一方で、しばらくすると、毎回、丸になる動詞、というのも出てきます。
そうなってくると、「暗記ドリル」は、そろそろ卒業です。
(5) 「フランス語の動詞活用」見出し語シート
ある程度、自分の得意・不得意が明確になってきたら、今度は「見出し語シート」が便利です。
この「見出し語シート」は、B5サイズ1枚で、「暗記ドリル」とは違って、51の見出し語しか載せていません。
なぜかというと、この段階まで来たら、苦手な動詞だけにしぼって練習した方が、効率がいいからです。
かといって、「暗記ドリル」を使って、苦手な動詞だけを練習するのは、紙の無駄遣いが気になります。
そこで、苦手な動詞だけ練習できるように、エクセルで、見出し語だけを載せた「見出し語シート」を作成したのです。
使い方は、「暗記ドリル」でよくまちがえた、あるいは、まだ自信がない動詞についてだけ、「見出し語シート」の番号に印をつけます。
あるいは、動詞の横に nous とか vous と書いて、よくまちがえる人称だけを分かるようにしておきます。
いずれにせよ、「見出し語シート」は、練習したいものだけをすぐに分かるように一覧させておく、チェック用のシートなのです。
ですから、実際にテストをする際には、「見出し語シート」を見ながら、ノートや広告の裏などに、印がついたものだけを、練習していく形になります。
あるいは、この「見出し語シート」をまったく使わずに、「暗記ドリル」の白紙版を使って、練習したいものだけを、あらかじめ書き込んから、使うという方法も、なかなか便利です。
(6) 「フランス語の動詞活用」CDの併用
「暗記ドリル」と並行して、「暗記本位」の添付CDをMP3プレイヤーに入れて、通勤時などに、くり返し聴くようにしました。
手と耳を使った、この「暗記ドリル」とCDの同時進行は、フランス語の動詞活用を暗記する初期の段階で、たいへん効果的だったように思います。
「暗記本位」についているCDは、avoir, être, aimer の3語は、直接法現在、半過去、単純未来、条件法、接続法、命令法と、すべての法・時制の発音が収録されています。
しかし、残り48の動詞については、「直接法現在」のみの収録となっています。
なお、「不定法・例文・現在分詞・過去分詞」は、すべての動詞に共通で、音声が収録されています。
(7) 直接法現在51語を習得する期間
「暗記ドリル」の正解率が、9割以上になるまでには、暗記ドリルを始めてから、だいたい1週間から10日ぐらいかかりました。
暗記ドリルの3枚1セットを仕上げるのに、始めのうちは1時間以上かかることもあり、非常に骨の折れる作業でした。
しかし、自分が覚えたものと、まだ覚えていないものを峻別するための作業だ、と割り切ってやるようにしてから、苦痛はだいぶ軽減されたように思います。
とにかく、1週間だけでも、毎日1回、計7回くり返せば、正解率は、ぐんぐん面白いように上がっていきます。
暗記ドリルで、だいたい9割正解できるようになるころには、「完全予想」でも「傾向と対策」でも、動詞活用なら、どんと来い、という気分になってきます。
たった51語ですけれど、世界は確実に変わります。
(8) 「直接法現在」攻略が動詞活用の山
いま振り返ってみると、「暗記本位」に収録されている51語の直接法現在が、すべて正確に書けるようになれば、もう動詞活用の3分の2は、終わったようなものだ、と思います。
わたしは、学びたてのころ、直接法現在ですら、こんなに大変なのだから、条件法や接続法は、どんなに大変なんだろう、と恐れていました。
しかし、それは、まったくの誤解で、実は、その後の、半過去、単純未来、条件法、接続法は、この直接法現在と比べたら、規則性がずっと強いので、暗記は比べものにならないくらい楽であることに、後から気付かされました。
いままさにフランス語の動詞活用で苦労されている方が、どうか、ここでフランス語から遠ざかってしまうことがないように、と願うばかりです。
フランス語の動詞活用(2)
フランス語の動詞活用(3)
(過去の参考記事)
「フランス語動詞活用」便利なサイトなど
「<暗記本位>フランス語動詞活用表」のレビュー
(ダウンロード)いずれも用紙サイズをB5に設定
「フランス語の動詞活用」暗記ドリル
「フランス語の動詞活用」暗記ドリル(白紙版)
「フランス語の動詞活用」見出し語シート
![]() | フランス語のぼうけん AからZ500のことば アラン・グレ オオノ トモコ ジェネオン エンタテインメント |
■ フランス語文法の総復習


