2006年11月03日

 「トライリンガル」体験記(1)



 「トライリンガル」を体験したレビューです。


(1) フランス語の「聞き取り」を何とかしたい!


 トライリンガル「トライリンガル」スピードラーニングで有名なエスプリラインが出している、フランス語と英語を同時に学ぶ、聞き流すだけのCD教材というのは、スピードラーニングで有名なエスプリラインという会社が出している、フランス語と英語を同時に学ぶ、聞き流すだけのCD教材です。

 わたしは、2006年7月からトライリンガルを始めました。

 ちょうど、そのころというのは、6月末に仏検2級を受けたばかりで、筆記試験の結果を待っている、宙ぶらりんな時期でした。

 当時、わたしの最大の悩みは、仏検2級を2回受験しても、「読解問題」では満点が取れるようになったのに、「聞き取り・書き取り問題」では、相変わらず点数が低い、ということでした。


フランス語検定2級1次試験の結果
問題内容1回目2回目配点
前置詞
語彙10
動詞活用1010
説明文1010
インタビュー101010
内容一致141414
対話文101010
書き取り14
聞き取り(記述)
10聞き取り(選択)10
得   点6472100
合格基準点6668100



 上の表を見ても、「前置詞・語彙」と、「聞き取り・書き取り」の2つが、わたしの弱点であることは、一目瞭然です。

 そうはいっても、「前置詞・語彙」を攻略するのは、なかなか困難です。

 というのも、「動詞活用」のような、考えれば出来る文法問題なら、問題集で、ある程度、量をこなせば、確実に点数を上げることが可能です。

 しかし、「前置詞・語彙」のような知識問題は、なにしろ範囲が膨大ですから、ふだんの地道な学習の中で、自然に知識が増加していくのを、じっと待つほかないと思うのです。

 ですから、配点が低いこともあり、わたしは、これまでも、この分野での得点はまったく当てにせず、点が取れたらラッキー、くらいの感覚でいましたし、今後も、何か対策を立てるつもりはありません。

 そうなると、必然的に、「聞き取り・書き取り」で、しっかり点数を稼げるようになる以外、わたしには、道が残されていないことになります。

 それはなにも、仏検2級に限った話ではなく、わたしが何としてもそこまでは到達したいと思っている仏検準1級にも、あてはまる話です。

 そういうわけで、目下のところ、「聞き取り・書き取り」の克服が、わたしの最大の課題です。

 とりわけ、「書き取り」の前提でもある、「聞き取り」の力をつけることが、急務なのです。 


  スピードラーニングのフランス語版「トライリンガル」フランス語と英語を同時に学ぶ、聞き流すだけのCD教材(エスプリライン)


(2) フランス語の「聞き取り対策」に本腰を入れる


 さらに、2006年7月に受験した仏検2級の2次試験が、わたしの「聞き取り」対策への真剣さを、いっきに加速させました。

 面接で、わたしは、自分がいかにフランス語の会話力がないかを、いやというほど、思い知らされたのです。

 試験会場のアテネフランセからの帰り道、中央線に揺られながら、窓の外に広がる、神田川のゆるやかな流れを見やりつつ、「リメンバー・パールハーバー」ならぬ、「リメンバー・アテネフランセ」を心に誓ったものです。

 いずれにせよ、わたしは、2度の仏検2級不合格という苦い経験を経て、ようやく、それまでほったらかしにしてきた、フランス語の「聞き取り対策」を講ずるべく、重い腰を上げた、というわけなのです。

 そこで、まず、わたしが最初に考えたのが、とにかく、四の五の言わず、フランス語を耳にする絶対量を増やそう、ということでした。

 習うより慣れろ、の精神です。

 具体的には、NHKラジオフランス語講座と、トライリンガルの2つを聞くことにしたのです。


 フランス語のぼうけん AからZ500のことば


(3) 4ヶ月でトライリンガル全4巻を聞き流す


 トライリンガル「トライリンガル」スピードラーニングで有名なエスプリラインが出している、フランス語と英語を同時に学ぶ、聞き流すだけのCD教材は、始めるにあたり、次の2つのことを自分に約束しました。

 ひとつは、たとえ効果があまり感じられなかったとしても、やるからには、4巻すべてに耳を通すまでは、どんなことがあってもやめないこと、もうひとつは、少なくとも年内(およそ半年間)は、聞き続けること、の2点です。

 7月から始めて、そろそろ4ヶ月が経過しようとしていますが、4巻すべてに耳を通す、というひとつめの目標は、なんとか達成することが出来ました。

 飽きっぽい自分が、どうにか続けられたのは、1ヶ月に1巻という非常にのんびりしたペースで進めたことと、ぜんぜん聞き取れない文があったとしても気にせず、辞書やテキストを開くこともなく、BGMのような感覚で気楽に聞き流したことが、よかったように思います。

 もし、わたしが、「完全予想仏検2級」を仕上げたときのように、1週間ごとにノルマを決めたり、あるいは、辞書を駆使して、覚えるまで徹底的にくり返したり、といった学習姿勢でトライリンガルに取り組んでいたら、ひと月も続かなかったことでしょう。

 振り返ってみると、1年以上続いた「必須単語集」の例文暗記にせよ、半年続いた「基本構文」の例文暗記にせよ、ペース配分など気にせず、やめたり復活したりをくり返しながら、主観的には、かなりいい加減に取り組んでいたものが、結果的には、長続きしたように思います。

 いついつまでに終わらせようなどと、初めから力んだりせず、なんとなく続けているうちに、自然に、自分に合った無理のないペースが生まれてきて、それに、なんとなく乗っかっているうちに、気がついたら、けっこう長いこと続いていた、というのが現状です。


 @電子辞書AメモリボBトークマスターCリオ


 トライリンガル「トライリンガル」スピードラーニングで有名なエスプリラインが出している、フランス語と英語を同時に学ぶ、聞き流すだけのCD教材は、まさにその典型で、そろそろ聞き飽きたし、次のにいくか、という感じで、のらりくらりやっているうちに、いつのまにか、全4巻を聞き終えていました。

 いい加減さが、結果として、長続きを生む、というのですから、なんとも皮肉なものです。

 そうはいっても、もうやめようかなあ、とくじけそうになるたびに、アテネフランセでの、あの日の午後の光景を思い出し、負けてなるものか、と自分を奮い立たせる、といった殊勝な一面も、あるにはあったのですよ。

 さて、現在は、ひと通り、4巻すべてに耳を通しましたので、また1巻から聞き直す作業にとりかかっています。

 残り2ヶ月で、少なくともあと1周、出来ればあと2周させて、ふたつめの目標、年内は聞き続ける、についても達成させるつもりでいますが、どうなることやら。


関連記事

 仏検2級の二次試験体験記
 「必須単語集」の例文暗記
 「NHKラジオフランス語講座」の利用法
 「完全予想仏検2級」をくり返す


 フランスの今をコンパクトにまとめた1冊


■ ピーター・フランクルの12ヶ国語学習法

■ 「トライリンガル」体験記(2)




彼女はときどきフランス語と遊ぶ new










フランス語検定体験記 フランス語の学習日記
  フランス語の独学スタート   フランス語の学習法
  仏検3級・4級体験記   フランス語の例文暗記
  仏検2級体験記   フランス語の単語暗記
  仏検準1級体験記   フランス語の多読日記
  仏検1級体験記   フランス語の聞き取り・書き取り
  フランス語のよもやま話   フランス語の参考書レビュー
  フランス語の学習記録   全記事一覧
  Elle joue avec les Français de temps en temps.   キンドル(Kindle)とフランス語
  プロフィール   フランス語の参考書フランス語の参考書・問題集



30からのフランス語
彼女はときどきフランス語と遊ぶ

Feel free to link this site.

ブログパーツ