2005年04月07日

発音の学習(母音)



 「やさしいフランス語の発音」ではまず子音から解説が始まっていますが、r 以外はほぼ英語と共通しているので、わたしはまず、フランス語独特の発音が多い母音から手をつけることにしました。

@ そこで、最初にしたのが添付CDをパソコンに落とすという作業でした。あとでリオ(MP3プレーヤー)に落として、くり返し聴くためです。

 その際にわたしが工夫したのは、音声ファイルを細分化することでした。あとでリオで聴くときに、リピートしやすくするためです。より小さい単位でくり返し聴いた方が練習しやすいと思ったからです。(ファイルの細分化の具体的な手順は後ほど)

A では、どのような基準で細分化したかというと、「やさしいフランス語の発音」のなかにある横軸に舌の位置、縦軸に口の開きをとった「母音表」をもとにしました。

 かんたんにいうと、横軸の母音3つで4セット、縦軸の母音4つで3セット、それに鼻母音1つの計8セットに分けて音声ファイルを作ったのです。

 このように、16の母音を8セットに分けて音声ファイルを作ることによって、より「母音表」に沿ったかたちで、練習することができるのです。

B わたしはこうして作った8個のファイルをリオに落とし、1個ずつリピートさせてくり返し聞きました。

 そのときの感覚は、耳で音を覚えるというより、舌の位置と口の開きの関係を身体に覚えさせるというものでした。いわばダンスの振りを覚える感覚です。

 発音しながら、それが「母音表」のどこにあたるのかを常に意識するようにしました。口の開きと舌の位置さえ決まれば、自然にその音が出てくるからです。

C 慣れてきたら、「イー、エー、ウー、アー」を逆から「アー、ウー、エー、イー」と言ってみたり、あるいは、縦方向の母音グループを言ったあとに、こんどは横方向の母音グループを言ってみたり、変化をつけて練習しました。

 口の開きと舌の位置がからだに浸透して、スムーズに16の母音が発音できるようになるまで、1ヶ月ちかくかかったと思います。われながらよく飽きなかったものです。

 大学の第二外国語の授業やラジオ講座で学んでいる人からは想像できないほど遅いペースですよね。でも、わたしにとっては、これが挫折しない独学のペースだったのです。

 母音だけにひと月もかかったのは、もちろんわたしの能力のなさが最大の原因なのですが、ひとつには、どうせやるなら将来的には美しいフランス語をしゃべりたい、という思いがあったことも付けくわえられるかもしれません。

 それに、そのひと月のあいだ「イー、エー、ウー、アー」だけをしていたわけではなく、TALK NOW! で遊んだり、フランス語のABCの練習問題に挑戦してみたり、なにより3ヵ月後にはパリが待っている、というわくわくした心があったことが、挫折しなかった大きな理由なのでしょう。

さて、次はいよいよ子音です。













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