2005年04月12日

数字の学習



(1)数字を覚えようと思った理由


 3ヵ月後にパリ旅行がひかえていたわたしは、学生時代の中国ひとり旅のさいに、数字を覚えていたことで、中国の人たちと驚くほどコミュニケーションが出来た、という経験を思い出していました。

 上海へ向かう鑑真号のなかで、留学生に「ドウシャオチェン(いくらですか)」と数字のほかに、「ミンパイラ(分かった)」、「プーミンパイ(分かりません)」などの、簡単な言葉を習っただけだったのに、ひと月中国を放浪するうちに、自分でもびっくりするくらい中国の人たちと意思疎通ができた、あの大きな喜びが忘れられなったのです。

 そこで、「やさしいフランス語の発音」でひととおり発音の学習を終えたのちは、学習の中心を「TALK NOW!」と「フランス語のABC」の数字の部分におきまいした。

 しばらくして慣れてからは、「フランス語のシッフル(数字)なんてこわくない!」で実用的な数字の学習に進みました。


(2)TALK NOW!」で1〜20を覚える


 とくに「TALK NOW!」の数字部門は、ゲームとして熱中できるだけでなく、記憶しやすいつくりになっているために、1から20までを覚えるのにたいへん有効でした。

 しかも、1〜20までの数字をちゃんとネイティブスピーカーが発音してくれ、なおかつ自分の発音を聴くこともできるために、リスニングの勉強としても、たいへん役立ちました。

 フランス語の数字は、10進法と20進法が混在していて、ちょっとやっかいなのですが、実は1〜20の数え方がおおもとになっています。「TALK NOW!」は、その基本を定着させるために、最も役になった教材でした。

 しかし、残念なことに、いくら基本になっているとはいえ、実生活では1〜20だけではとてもたりません。


(3)フランス語のABC」で20から上の数字を覚える


 そこで、21から上の数の勉強として、わたしは「フランス語のABC」の数字の章だけを拾って読み進めました。

 「フランス語のABC」の最大の長所(同時に短所にもなりえます)は、情報量がしぼられているために、とっつきやすいという点です。数字の勉強でも、その長所はいかんなく発揮されました。

 数字の勉強に限らず、文法書につきものの例外などの情報がうまく制限されているせいで、基本をざっと大雑把につかむのにたいへん便利なので、のちに本格的な勉強を始めるようになってからも、新しい単元に入るときは、わたしはたいてい「フランス語のABC」を最初に読んでいました。

 こうして、わたしは「フランス語のABC」を使って、1から100まで、さらに、千、万といった数字の構造を理解しました。

 もちろん、数字の勉強の際にも、添付CDを「リオ」にMP3方式で落として、いつでもどこでも持ち歩いて聞いていたのは言うまでもありません。「リオ」は、わたしのフランス語学習最大のパートナーですから。


(4)フランス語のシッフル(数字)なんてこわくない!」で実用的な数字の勉強


 「TALK NOW!」と「フランス語のABC」で数字がいえるようになったわたしは、学生のときの中国でのように、フランス人とコミュニケーションができるようになるかもしれない、という思いがいよいよ強くなってきました。

 そこで、もっと実用的な数字の勉強をしたいと思い購入したのが、「フランス語のシッフル(数字)なんてこわくない!」でした。

 この本のいいところは、たんに数字の説明がされているだけでなく、日常生活における数字の具体的な使い方、単位のつけ方、それにともなう表現、などが詳しく載っていることです。

 ひとことでいうと、とても実用的な数字の本なのです。パリ旅行でフランス人あいてにやりとりしたい、と考えているわたしが飛びついたのもむりはありません。

 たとえば、ユーロの章であれば、まず写真入りで硬貨・紙幣が紹介されます。そして、それぞれの発音記号、CDの音声、関連した表現、練習問題などが続きます。値段をおおまかに換算するコツなどのコラムもたくさんあります。

 他にも、「時間や日付、週、日、月、年。電話番号、郵便番号と住所。年齢、衣服のサイズ、身長、体重、体温、血圧。速度、面積、体積。数の計算、少数、分数、序数」などなど、とにかく実用的な数の表現が満載なのです。

 なにより、わたしには、発音記号とCD音声がついているのが、うれしかったです。

 なぜなら、フランス語の場合、数字のあとに単位がつくと、リエゾンして発音が変化してしまい、それが初心者のうちは、なかなか分かりづらかったのですが、この本はそれぞれに発音記号とCD音声があるので、安心して覚えられたからです。

 なんとこの本では、1から100までの数字をひとつも省略することなく、すべて発音記号とCD音声がついています。「フランス語のABC」では省略されていたので、この点はとても重宝しました。

 もちろん「リオ」に入れて持ち運んだのはいうまでもありません。「リオ」は、わたしのフランス語学習最大のパートナーですから。


(5)数字を覚えた効用


 さて、このようにして数字を覚えたことで、どんな効用があったでしょう。


@ 実用フランス語技能検定試験のリスニング問題


 仏検では、数字そのものをきく問題、数字のからむ問題がよく出題されます。わたしは、これだけみっちり勉強したので、数字の問題は大得意でした。ぜったいに大丈夫、という自信のある分野がひとつでもあると、試験では大きな安心材料になります。

 実際にわたしが2004年の春期に4級を受験したさいに、3番でずばり数字そのものが出題されましたが、もちろん全問正解することができました。


A ラジオやテレビ、映画


 フランス映画を見ていたり、あるいは、NHKrfiを聞いていたり、または、時たまテレビなどでフランス語が流れた際などに、他はチンプンカンプンでも数字だけが妙にはっきり聴き取れる。

 フランス語を勉強したての方なら、このときのわたしの感動は説明がいらないことでしょう。


B 旅行


 さて、そもそも数字を学ぶ動機だったはずのパリ旅行。3つの教材とリオでがんばった数字の勉強の成果が、現地でどれくらい発揮できたかについては、こちらの記事のいちばん最後で紹介しています。




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