2005年05月11日

「準1級・2級必須単語集」を暗記するコツ



 2004年の8月24日に「準1級・2級必須単語集」の暗記を始めてから、そろそろ9ヶ月が経過しようとしています。その間、ひと月に3つの例文を覚える月もあれば、1つしか覚えられない月もありました。(進捗状況は、こちら

 細々とではありますが、9ヶ月で16例文を暗記してきたおかげで、だいぶコツが呑みこめてきました。どれも、ささいなものばかりですが、ここでは、そのコツをご紹介しましょう。

 ひとことで言うと、「生活に組み込む」と「覚えようとしない」の2つです。両者に共通するのは、負担を減らす、という点です。

 なお、長続きさせる最大のコツは(4)で紹介しています。


(1) 生活のリズムの中に、暗記する時間をうまく組み込み、習慣化してしまう。


  @ 起床時間に組み込む

 わたしは、目覚めたときと、寝るときに、1度づつ音読または暗誦をします。音読か暗誦かは、その時の進行具合によります。


A トイレに組み込む

 トイレの目の付くところに、例文だけのコピーを貼り、トイレに入るたびに1度だけ、音読または暗誦をします。


  B お風呂に組み込む

 濡れてもいいように工夫した例文のコピーをお風呂に持ち込み、湯船に入ってすぐに1回、出るときに1回、音読または暗誦をします。

 例文のコピーは、100円ショップで購入したビニールシートに入れています。


C 通勤時に組み込む

 添付CDから、スロー・スピードの方だけをMP3プレーヤー「リオ」に落として通勤時の行きと帰りに聴くようにしています。

 その際は、聞き流すということはせずに、集中して聴くようにしています。

 聞き流すだけで効果があるとは思えないので、疲れていたり、気が乗らないときは、英語ニュースにかえたり、あるいは、音楽にかえてしまったりします。


 このように、生活の何らかの動作と連動させて習慣化してしまうと、特に意識しなくても1日に5〜10回の音読または暗誦をする機会を確保することができます。

 「準1級・2級必須単語集」の暗記に関する限り、わたしが机に向かって学習するのは、正味10分くらいでしょう。あとは、すべて生活のリズムの中で反復しているだけです。


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(2) 覚えようとしない 1st


   暗記しようとしているのに、覚えようとしない、というのは逆説めいていますが、長く続けるコツです。

 まだ暗記を始めたばかりの、やる気まんまんだったころは、「1週間に1例文」とノルマを掲げて、暗記にいそしんでいました。

 しかし、初めから覚えようという意識で音読をすると、音読の作業が苦痛でなりませんでした。

 だんだん苦痛が昂ずると、朝起きても音読をしない、トイレに入ってもコピーを見ない、通勤時も音楽を聴く、というようになります。

 当然、ノルマは達成されず、達成されないとますます覚えようとしない、という負の悪循環に陥りかけました。

 ところが、ある時から、覚えなくてもいいや、とにかく音読するだけは音読しようしよう、と方向転換したところ、あまり抵抗感なく、生活のそれぞれの場面での音読ができるようになったのです。

 ここでのポイントは、覚えない、と本気で思い込むことです。ちらりと、できたら覚えてしまおう、などと欲を出すと、とたんに音読に抵抗感が生まれます。

 覚えようとしないことで、抵抗感をなくし、音読の回数を増やすことで、いつのまにか暗記しようとしても抵抗感がほとんどなくなる状態になるのです。

 これは、大発見でした。まさにコロンブスの大発見。もっとはやく気づけばよかった、と悔しくてなりません。

 覚えようとせずに、ちゃらんぽらんな気持ちで音読の数を増やした方が、結果的に早く暗記できるとは、皮肉なものです。


(3) 覚えようとしない 2nd


 こんどは、いちど覚えた過去の例文の取り扱いです。

 結論から言うと、過去の例文を覚えようとしない、ことが長続きさせるコツです。

 こちらも同様に、暗記を始めたばかりの、やる気まんまんだったころは、1つの例文を覚えながら、過去に覚えた例文も忘れないように、メンテナンスをしていました。

 あんなにすらすら言えた例文が、1ヶ月もすると、頭からすっぽり抜けてしまっている。これ以上に、いま自分がしている例文暗記という作業の存在意義を根底から揺るがすものは、ありません。

 いま覚えているのだって、どうせ1ヶ月もすれば忘れちまうんだろ、と厭世的な気分になることうけあいです。

 だから、いっそのこと、いったんすらすら言えるようになった例文は、見直さない、と決めてしまった方が、結局は、長続きするとわたしは結論付けました。

 では、忘れてしまった例文はどうするのか。

 わたしは、最後まで覚えたら、もういちど最初から覚えなおすつもりでいます。しかも、今度は、口で言えるようにするだけでなく、書けるようにしたいと考えています。

 ただ、この点については、画餅に帰す恐れが大きいので、いまは多くは語りません。


(3) 長続きをさせる最大のコツ


 まだ16の例文しか覚えていませんし、それも、あらかた忘れてしまっていますが、暗記の効果はすでに感じ始めています。

 とくに大きいのは、ヒアリングの能力が確実に伸びているな、という実感です。

 たとえば、手順のところでも書いたように、まず何も見ないで、音声だけで内容を想像するようにしているのですが、そこで拾える単語なりフレーズなりの量が、始めたばかりのころに比べると、格段に増えました。近ごろでは、1文まるまる正確に聴き取れることも増えてきました。

 また、わたしは思い出したように「WORLD TALK」や「TALK NOW!」を引っ張り出してきて遊ぶのですが、このときは、劇的といっていいくらいの変化を感じます。

 フランス語を始めたほやほやのころ熱中した「TALK NOW!」はさすがにもう簡単すぎて面白さが半減してしまいましたが、「WORLD TALK」は、いまのわたしの実力にビンゴなので、かつて自分が難しいと思っていたゲームがおどろくほど簡単に聴き取れるようになっていたりすると、おもわず感動してしまいます。

 さらに、これまた思い出したように、月曜の夜中のNHKテレビ講座をつけることがあるのですが、当初はほとんど聴き取れなかった「アパルトマン25」の会話が、だいぶ拾えるようになってきていることに気づかされます。

 いずれにせよ、34歳になり記憶力も落ちているだろうわたしが、とにもかくにも9ヶ月近くも暗記を続けられている、最大のコツは、これら確実な手ごたえに他なりません。




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