2007年05月29日

 フランス語学習「停滞期」の過ごし方



 せっかく、つい先ごろまで、フランス語学習の停滞期にいたのですから、その間の過ごし方を、書いてみることにしました。

 前回も触れたように、4月、5月と、この2ヶ月ほど、フランス語から遠ざかっていました。

 ペースダウンのきっかけは、3月の終わりと5月の頭にそれぞれ抱えた、仕事上の山なのですが、しかし、真の原因は、私の怠惰以外にはありません。

 ところで、私は3年以上に及ぶフランス語の独学において、このような学習の停滞期を、何度も経験しています。
 
 そのたびに、何とかして、うまく乗り切れないものだろうかと、試行錯誤を重ねてきました。

 そのおかげで、最近では、停滞期の乗り切り方が、すっかりうまくなってしまい、多少、フランス語学習が進まないくらいでは、びくともしなくなりました。

 ところで、私は、自分がフランス語学習の停滞期に入ったな、と感じたら、意識をガラリと転換させるようにしています。

 どういうことかというと、フランス語の勉強はきっぱりやめるけれど、フランス語からは離れないようにする、と意識を変えるのです。

 矛盾するように聞こえるかも知れませんが、なかなか効果的です。

 まず、出来ないときは出来ないと、きっぱりあきらめることが、精神衛生上、大切です。

 ああ、きょうも出来なかった、という罪悪感ばかり募らせていると、どんどんフランス語が負担になってきて、悪循環に陥ってしまうからです。

 やらないときは、やらない。できないときは、できない。したくないときは、しない。
 
 なかなか難しいことですが、わたしは、意識してそう考えるようにしています。

 そのうえで、大事なのが、フランス語から離れないことです。

 まとまった学習時間が取れないなら、「こま切れ時間」を利用するようにします。

 こま切れ時間さえ取れないときは、「みじん切れ時間」でもいいから捻出して、フランス語にかじりつくようにするのです。

 具体的には、机に向かって問題集を解く時間がないなら、行き帰りの通勤電車の中だけでも、「フランス語名詞化辞典」の例文暗記をする。

 通勤時間に例文を覚える余裕もないときは、寝る前に、すでに何度も読み返している「L'etranger」を音読する。

 音読する元気さえないときは、朝夕のトイレの中で、なるべくフランス語を使う。

 このように、停滞しているときほど、髪の毛1本でいいから、意識してフランス語とつながるようにしているのです。

 これは、過去に何度も外国語学習に失敗してきた、わたしの苦い経験則です。

 この方法は、「やめなければ、挫折しない」という子供の言い訳じみた、しごく単純な理屈に基づいています。

 でも、トイレの中で、わずか数十秒でもフランス語に触れる機会を失わなかったからこそ、この熱しやすく冷めやすい移り気な私が、3年経過した今も、フランス語をやめないでいられるのです。

 私は、経験上、まったく触れない期間を長引かせると、気づいたときには、その外国語を「やめてしまっている」ことを知っているのです。

 ところで、社会人になってしまうと、この3年というのはあっという間ですが、もし大学時代に置き換えて考えてみると、1年生から始めたフランス語が4年生になっても続いていることを意味します。

 これは勤勉な方には、それがどうした?というレベルの話でしょうが、大学時代だけで、英語、ロシア語、ドイツ語、中国語に手を出し、ことごとく挫折している私からすれば、奇跡のような話なのです。

 それはともかく、みじん切り時間の代表格、トイレ学習は、なかなか捨てたものではありません。

 なぜなら、どんなに余裕がなくても、また、どんなやる気が起きなくても、トイレの中で、日付や曜日をフランス語で言うくらいなら、そんなに抵抗を覚えないからです。

 そして、たったそれだけのことが、フランス語とわたしの縁を、今日までずっと、とりもってくれているのです。
 
 前にも書いたように、私は、トイレに入ると、必ずカレンダーを見ながら、「ボンジュール、今日は5月28日です、月曜日です」

 次に横の時計を見て、「いま8時5分前です」と言うようにしています。もちろん、フランス語で。

 そのあとは、その日の状況に応じて、「きょうは、よく眠れました。きょうは、よい天気です。暑いです。きょうは、燃えるごみの日です」などと、独り言を続けていくのです。

 調子がいいと、家事をしながら、半身浴をしながら、歩きながら、この独り言は続けます。(もちろん、歩いているときは頭の中だけですよ)

 日付と曜日、時間以外の独り言は、「フランス語会話とっさのひとこと辞典」から、適宜、拾ってきます。

 この辞典は、会話表現を調達するのには、なかなか便利で重宝しています。

 CDも工夫されていて、私には、NHKラジオフランス語講座やトライリンガルよりも、よっぽど使いやすく感じました。

 ただ、量が多すぎて、消化不良のまま終わっていますが。

 ちなみに、この独り言学習法は、ピーターフランクルの「ピーター流外国語習得術」を真似て始めたものです。

 さて、こうした「みじん切れ時間」の利用で、ここ2ヶ月間の停滞期をなんとか乗り切った現在、ようやく、朝のパソコン起動前の15分という「細切れ時間」を軸に、復活の兆しをみせています。

 15分の細切れ時間を4回くり返すと1時間の学習になりますから、捨てたものではありません。

 この調子で、11月までの5ヶ月間で、「フランス語名詞化辞典」の例文をなるべく多く回したいと思っています。





彼女はときどきフランス語と遊ぶ new










フランス語検定体験記 フランス語の学習日記
  フランス語の独学スタート   フランス語の学習法
  仏検3級・4級体験記   フランス語の例文暗記
  仏検2級体験記   フランス語の単語暗記
  仏検準1級体験記   フランス語の多読日記
  仏検1級体験記   フランス語の聞き取り・書き取り
  フランス語のよもやま話   フランス語の参考書レビュー
  フランス語の学習記録   全記事一覧
  Elle joue avec les Français de temps en temps.   キンドル(Kindle)とフランス語
  プロフィール   フランス語の参考書フランス語の参考書・問題集



30からのフランス語
彼女はときどきフランス語と遊ぶ

Feel free to link this site.

ブログパーツ
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。