独学でフランス語を学習していると、ときおり、ペースメーカーが欲しくなるときがあります。
かつても、2月から始めた「新リュミエール」が3月で終わったとき、4月の新学期からNHKのラジオフランス語講座を聴こうと考えたことがありました。
そんなとき、神田神保町の三省堂の5F洋書コーナーで、「トークマスター

なにせ、ラジオ講座の音声をパソコンにMP3方式で保存できる、というのですから、驚きです。
なぜなら、ラジオ講座を聴くなら、ラジオから流れてくる生の音声だけでは、心もとないですよね。やはり、誰しも、くりかえし聴きたいと思うはずです。
かといって、テープに録音してウォークマン、という時代ではなくなりました。そうなると、通常、パソコンにラジオ講座の音声を取り込むためには、CDを買わなければなりません。
しかし、1冊350円のテキストならまだしも、そこに毎月1,580円のCDが加わるとなると、二の足を踏んでしまいます。
ところが、この「トークマスター
MP3方式でパソコンに保存さえできれば、当然、「リオ」や「iPod」といった、MP3プレイヤーにも簡単に取り込むことが可能です。
しかも、チャンネル周波数や、曜日などを指定して、最大10種類の予約録音もできるので、フランス語だけでなく、英語の講座も、毎回、録音ボタンを押さなくても、自動的に録音することができるのです。
以前、自宅で、AMラジオをパソコンに取り込む方法をインターネットでさんざん調べた結果、あるにはあるが、とても高価で手が届かなかったり、設定が煩雑すぎたりするということが分かっていたので、この発見には、小躍りしました。
洋書コーナーで、現物をいじり、その場にあったパンフレットを隅から隅まで熟読し、問題ないよね、衝動買いじゃないよね、と自分に幾度となく問いかけ、そうして、レジに持っていく一歩手前までいきました。
けれども、最終的には、買わずに帰ってしまったのです。
というのは、たしかに、無骨なデザインがいまひとつ気に入らなかったこと、ラジオ講座が始まる、まさにその時間に本体を持ち歩いていても、ちゃんと録音ができるのだろうかという疑問があったこと、などもっともらしい理由をいくつか挙げることはできます。
しかし、最大の理由は、これまで、新学期に意気揚々と4月号を購入しても、5月号を買ったためしがない自分のやる気が、にわかには信用できなかったことです。
6月の仏検で3級なり4級に合格して実績をだしたら、買ってあげよう、今はがまんしなさい、と自分に言い聞かせて、パンフレットだけを片手に、後ろ髪を引かれながら、その場を後にした、というわけなのです。
そのとき持ち帰って大切に保存していたパンフレットが下の写真です。(データは古いので注意が必要です)
そうこうするうち、6月の仏検でぶじ3級に合格したとたん、案の定、学習熱が急速に冷めてしまい、あれだけ欲しくて欲しくてたまらなかった「トークマスター
ところが、また近ごろ、フランス語をやるようになり始めたら、欲しいという気持ちがむくむくとわいてきたのです。
デザインも当時と比べるとだいぶスマートになったようですし、新発売のホワイトバージョンも気になるところです。
また、先ほどの、本体を持ち歩いている最中にも録音ができるのかという疑問も、本体は自宅で録音専用とし、ふだん持ち歩くのは「リオ」にするという形をとれば、問題がないことに気がつきました。
「仏検準1級・2級必須単語集」の例文暗記だけでは、インプットが圧倒的に足りないし、かといって、RFIはまだわたしには高度すぎます。
本屋でラジオ講座のテキストを物欲しげにながめるのをやめて、ここはいっちょ、チャレンジしてみようか、と思い始めています。
